自転車技師試験 東京流通センターの場合

先日、自転車技師、安全整備士の試験を受けてきましたが、量販店さん等と違い右も左もわからない個人が受験する場合、色々と不明点や情報が不足している点があると感じたので記録として残しておきます。

2022年時点の情報になります。

 

おそらく受験生は450人前後と思います。

その割に人の多さでの煩わしさは少なかったので、運営の方には感謝です。

 

■現地到着~受付まで

南ゲートから入場しますが、警備員が「検定」と書いたものを持って案内してくれます。基本はその案内に従って下さい。

(「自転車」とか何とか書いて欲しい。他にも検定やってるのかわからなかったので、この案内に従っていいのか疑問を持ちながら進みました)

 

タイムズの駐車場がありますが、一旦そこはスルーして赤丸部分で荷下ろしします。

 

荷下ろし場所の警備員の誘導がイマイチ過ぎてどこに止めていいのかわからないですが、通行さえ妨げなければどこでも大丈夫だと思います。

荷下ろし場所

 

※流通センターの駅側の道路に路駐して、そこから運んでいる方もいました。

この辺

荷下ろし後は場内のタイムズの駐車場に止めますが、駐車料金が結構高いです。

結果的に5000円近く取られました。

時間に余裕があればコインパーキングに止めた方が節約になりますが、1km近く離れたところしか無さそうです。

 

受付が始まるまで並んで待つことになります。最後尾のプラカード持ってますので探してください。

受付が始まれば順次進んでいきますのでストレスはありませんでした。

受付が始まって少ししてから行った方が空いてて良いかもしれません。

 

受付時に身分証明書(免許等)を求められますので準備しておいてください。

 

■準備まで

荷下ろし場所から試験会場に自転車と工具を持っていきます。

この試験中で一番混雑したのが、試験会場まで荷物を持っていく事でした。

台車を使う場合、スロープがありません!(多分)

私は振れ取り台が重いので台車が必要でしたが、ミノウラ等の軽い振れ取り台を使う場合は、なるべく鞄等で持てる様にしておくとラクだと思います。

 

1Fと2F?に分かれます。受験番号が300番台位までは1Fでした。後半の番号はエレベータで上の階に移動します。

 

■試験準備

準備状態に車体をバラします。

台車等、試験に使わない荷物は通路に置けますので、作業スペース内に収めなくても問題ありません。

(最初その案内が無かったのでスペース内に入れてたので、結構スペース狭かったです)

 

■分解~組立

練習通りにやれば問題ありませんが、周りの音が大きいので振れ取りの音は聞こえません。

ヘッドのガタも音を頼りにはできませんので、感触だけで判断するしかありません。

(怖かったので少しキツメに締めました)

 

10人に1人位検査員が見ている感じだと思います。

作業が終わったら手を挙げてチェックを受けます。

このチェックは分解時は内容が問題ないか確認してくれますが、組立時は内容は見ません。終わった事だけ確認します。

 

■組立試験終了後

受験番号が付いた名札が自分のスペース内にありますので、それを自転車に付けて昼食になります。

その際、自転車以外の荷物は全て持ち帰る必要があります。

場内の駐車場に止めてない場合は、荷下ろし場所辺りに荷物は置きっぱなしでも大丈夫そうです。

ただ、天気が雨だと困るかもしれません。

 

■昼食

結構時間が空くので私は車の中で済ましましたが、場内のレストランや近くの飲食店、コンビニ飯を屋外で済ましてる方もいました。

 

■面接

面接は5人1組でした。

面接官は1人で、受験生3人又は2人に対して同じ質問をします。

例えば「歩道を走行していい条件を1つ答えて下さい」

1人目「高齢者・児童・体の不自由な方」

2人目「工事や車の交通が多く危険な場合」

3人目「標識がある場合」

TSマーク等、安全整備士関係の質問になりますので、押さえておくといいです。

 

■筆記

過去問を繰り返ししておけば問題無いでしょう。

※2班に分かれ筆記と面接の順番は班によって逆になります。

 面接自体は10分ほどなので、面接前後で筆記の復習時間は十分あると思います。

 

■試験終了後

自転車を受け取って帰宅となります。

 

■一番思った事

雨降ったら超メンドクサイと思う。

 

実技の試験対策は、別途…気が向いたら。